ねらわれねらわれた学園』

青春モノとしては面白いが、SFモノとしては説明不足で中途半端. なので全体的にもったいないというイメージしか残らない. これまで何度も実写化もされた眉村卓先生の原作を中村亮介監督の意向で青春モノ重視で新解釈したこの作品. 映像は水彩画のようで凄くきれいですし、キャラクターも凄く可愛かっただけに、脚本や構成の弱さが逆に凄く目立ってしまった映画でした. 鎌倉のとある中学校に転校してきた京極リョウイチに一目惚れしてしまったクラス委員の春河カホリ. そのカホリに恋する関ケンジへの恋心をひた隠す幼馴染の涼浦ナツキ. この4人の男女の淡い片思いを中心に描いているだけあって、青春モノとしては羨ましいを通り超えて可愛らしい作品だと思います. 特にリョウイチがピアノを弾く姿をこっそり見ようとするカホリの乙女心、愛犬の散歩を理由に朝からサーフィンの練習をするカホリに会いに行こうとするケンジの恋心、そんなケンジへの想いから皆勤賞を続けていたナツキの頑張りなど、誰もが思春期に好きな人と会いたいがためにやってしまうその恋心は凄く理解できますし、懐かしさもある可愛らしさを凄く感じます. しかも後半になると4人で台風による雨風が吹き荒れる中、海水浴に行くんですよ. これは一見アホな行動にも見えますが、ただどんな状況であれ、思春期に気になる異性の水着姿を拝みながら仲のいい同性と4人で楽しい時間を送れるなんて、これほど青春の思い出になることなんてないでしょう. ですから正直このシーンは凄く羨ましかったです. でもだからこそ、そんな青春モノと巧く連動していないSF部分の弱さが逆に目立ってしまうんですよね. リョウイチの母親とケンジの関係はハッキリしない、そのケンジはいきなり超能力が覚醒するも一切戸惑わない、ケンジの命を繋いでいるらしいナツキとの過去も分かりにくいなど、 『時をかける少女』 に代表されるようにこの手の作品は青春モノとSFモノのバランスが大切なのに、この映画は青春モノに加担しすぎたせいでSFが疎かになった分、その説明不足による悪影響が最後の最後で恋する乙女心を軽視しているかのような形で出てきてしまっているのが残念でならないんですよね. だってケンジがリョウイチを未来へ送り返したことでカホリとナツキが好きな相手のことを忘れてしまうのはまだしも、EDロール後にケンジだけが戻ってきてナツキの恋心だけが復活するって、カホリの恋心は消えたままかい! って思いませんか? というか、本来なら相手のことを忘れても恋心だけが残っているのが映画における思春期の乙女ってモノじゃないんですか? てな訳でウェットスーツでポニテで声が花澤香菜さんの女の子って最高やわ♪、来場者特典としてもらった色紙も京極リョウイチではなく、そんなポニテが似合う春河カホリが良かったなぁと思えた映画でした. 深夜らじお@の映画館 は海パンの中にケータイを入れていた関ケンジを見て、特殊刑事課の汚野刑事を思い出してしまいました. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう.

发表评论

电子邮件地址不会被公开。 必填项已用*标注

您可以使用这些HTML标签和属性: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>