NHNメディアツアーリポート: 笑っちゃ

NHN Japanと聞いてあなたは何を思い浮かべるだろうか? 本誌読者ならゲームポータル”ハンゲーム”の会社とすぐにわかるだろうか? IT関連のニュースに詳しい人ならライブドア(子会社)やNAVERといったサービスが思い浮かぶかも. まぁ要は、検索ポータルからオンラインゲームやブログといったものまで幅広く手掛ける総合インターネット企業だ. その親会社である韓国NHNを取材してきたので、前後編に分けてリポートをお届けする. 韓国屈指のインターネット企業NHN本社に潜入 まずは2010年5月に出来たばかりの、韓国のニュータウン、盆唐にある本社ビル”GREEN FACTORY”のツアーの模様から. この28階建てビルのコンセプト開発に関わったSPX TEAMのマネージャー、イ・ウンジェ氏の案内で歩いて回ったのだが、これがまぁ笑っちゃうほど豪華だった. 記者はこれまでも海外企業のオフィスを数多く訪問してきた. もしあなたが会社で上司に「会議室の机に卓球台使いませんか? 」なんて言ったら、「キミ、悩みがあるなら何でも言いなさいよ」と優しくメンタルを心配されてしまうに違いない. でもそれはモントリオールに実在する. こと欧米のゲームメーカーのオフィスは、クリエイティブ業界ということもあって、「そこまでやるか」という具合に凝っていたりするのである. GREEN FACTORYはそういった数々のスタジオと比べても、間違いなくトップクラスの凝りようだ. しかも、イスがオシャレとかそういうレベルじゃない. このビルはあらゆるものにコンセプトが設定されている. いやまぁ、オシャレなイスもあるんだけど、イ・ウンジェ氏いわく「このデザインチェアーは2時間も座るとお尻が痛くなるので、ムダに会議を長くしないように採用しました」といった具合. 例えば、ビルの外壁全体に網目のルーバー(板. 収納可能)を展開したのは遮光性を高めるためだし、人のコミュニケーションによって成立している企業だということで、1~2階の図書館と大ホールを一般市民に開放している. もちろん福利厚生も至れり尽くせり. 地下1階はまるごと社員食堂で、4階はまるごとカフェ. 1日2500杯のコーヒーが消費されるとか. 自転車通勤者用にシャワーがあるし、働くお母さんには近所で会社が託児所を運営している. ATM、ライフコンサルタント、医者、コンビニと、何でもある. ちなみにコンビニはファミリーマート. 「本当はファミマ!!を持ってきたかったんですけどねぇ」とはイ・ウンジェ氏の弁. 開発・運営業務や、人事・総務といったバックオフィス業務にも関わらない、こういった施設や社内サービスに従事する人は約100人ほどいるという. ・ITやデザイン系のオフィスでは、ディスプレイがちゃんと見えるようにブラインドを閉め切りがち. 遮光性を高めつつ外が見えるようにルーバーを採用している. ・オフィスは頻繁な組織変更に対応できるようフラットな空間に. チームのコミュニケーションが加速するよう、中心となる場所を設けている. ・プリンターやコピー機などから出る埃を防ぐために、小部屋に隔離. レイアウト変更に対応できるよう、このOAルーム自体が移動できるようになっている. ・16階は社員サポートのためのフロアー. ATMやクリニックのほか、PCのメンテナンス要員なども待機している. 宅配便も送りたいものを持ってくれば後はサービスデスクが送ってくれる. ・27階は会議室があるフロアー. 食堂やカフェとは別に、ここでも軽食を提供している. ・会議室のデザインは何種類もあり、それぞれにコンセプトが用意されている. 例えば中華料理屋風の丸テーブルは上下関係のない自由な議論をするため. ・エレベーターにはドアの開・閉ボタンしかない. 前もって行きたいフロアーを指定すると最適なエレベーターが指定され、乗ればそのまま目的の階まで連れていってくれる. ・通勤用の専用のバスまである. 各方面に向けて毎日運行しているとか. ・4階をまるごとカフェにしたのは、それまで重要な意思決定がスターバックスなどのカフェで行われてきたことが多かったからとのこと. ・ライブラリーはITやデザイン系の書籍2万冊を所蔵している. Wifiもオープンで快適. 実際に近所の一般の人が利用しに訪れていた. ・2階のオープンスペースでは『TERA』の原画展も行われていた. 人気投票ではキャスタニックとヒューマンが目立った. みんなもっと銅像野郎バラカの良さに気づくべきである. ・お土産物屋まであるのだ. シンプルデザインの無印良品系. CDケースをリサイクルしたステーショナリーなど、エコなものが多い. ・現地メディア用のプレスルーム. PC・飲み物完備で、登録している記者なら自由に滞在できるらしい. うらやましい. では、なぜこんな豪華な本社ビルになっているのか? まずはNHNが、IT産業を重要視する韓国の大企業であるということが理由のひとつとして挙げられる. 自然と、研究だけでなく設備投資にもトップ企業にふさわしいものが求められるのだ. 2013年完成を目指して新たな研究所の建築計画もすでにスタートしており、こちらでは日本の隈研吾建築都市設計事務所が関わっているという. そして、引き抜き・転職が激しいIT産業のトップを走るために、優秀な技術者を惹きつける必要もある. Googleの本社キャンパスが世界中のGeek(技術系オタク)憧れの地であるのと同じ理由だ. 後編では、メディアツアーでのプレゼンテーションなどを通じて、ビジネスサイドからNHNを探る.

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